このゲームで取り上げた
100種の生きものは?
|生きものの分類

セキツイ動物
[1]哺乳類(ほ乳類)
ほ乳類とは、生まれた子が母親からお乳をもらって育つ生きものをいいます。
陸上で活動しようと、海中で活動しようと、空を飛ぼうとかまいません。子がお乳で育つ生きものが哺乳類です。ごく一部の例外を除き、母親の胎内である程度育ち、赤ちゃんとして産まれます(胎生という)。呼吸は肺で行います。
一般的に産まれてくる子どもの数が少なく、親が大切に子どもを育てます。

[2]鳥類
鳥類とは、前肢が翼となり後肢で二足歩行を行う生きものをいいます。
翼を利用して飛行できるものがほとんどですが、ダチョウやペンギンのように飛べない鳥もいます。卵を産みます(卵生という)。肺呼吸を行います。

[3]魚類
魚類の定義はとても難しく、要は水中で活動する生き物のうち、哺乳類・両生類・軟体動物などの他の分類に属さない生きものの総称です。
ほとんどの魚類はエラ呼吸ですが、肺呼吸をする魚もいます。また、ほとんどの魚が卵を産みます。中には、卵を親の胎内で孵化させ子として産む魚もいます(=卵胎生)。
何千個、何万個といった非常に多くの卵を産む種の場合は、基本的に産み放しになります。

[4]爬虫類(は虫類)
は虫類とは、肺呼吸する生きもののうち体表がウロコでおおわれた変温動物をいいます。ヘビのように足のないものもいます。
卵を産む卵生がほとんどですが、中には卵胎生もいます。

[6]甲殻類
体や足に節がある生き物を節足動物といいます。背骨はないのですが、骨格を有するのが特徴です。
この節足動物の1つが甲殻類です。体の表面に硬い殻がある生き物です。
(具体例)
エビ、カニ、ザリガニ、ミジンコ、ダンゴムシなど

[7]昆虫類(+クモ類)
昆虫類は、要するに普段身近にみることのできる「虫」です。ですが、学問的に分類するとかなり難しいです。教科書で学ぶと逆にワケがわからなくなる生きものです。
学問的に昆虫類を定義すると、節足動物のうち体が頭部・胸部・腹部に分かれる生きものとなります。
*【6】甲殻類は、体が頭胸部と腹部の2つにしかわかれていません。
興味深いのが、足は3本ずつであること(つまり左右3対なので合計6本)。しかも、足は胸部からのみ出ています!人間や他の動物と比較してみると、胸から足が生えているというのは違和感しかないですね。

学問上、クモ類は昆虫類には含まれないので注意してください。昆虫類とは別の「クモ類」に分類されます。クモ類は、甲殻類と同様に体が頭胸部と腹部の2つにしかわかれていません。
足は左右4対です(合計8本)。足は頭胸部から生えています。
(具体例)
クモ、ダニ、サソリなど
[8]軟体動物
無セキツイ動物のうち、体や足に節があるのが節足動物でした。これに対して、節がない生きもの、つまり骨格のない生きものが軟体動物です。要するに、ふにゃふにゃ、やわやわな生きものです。
*軟体動物の代表であるイカの体内には白くてやや硬い筋がありますが、あれは軟骨とされています。

多足類
節足動物のうち、足がたくさんある生きものを多足類といいます。この「ベイビーズ?」では取り上げていません。
見た目からしてあまり見たくないという人も多いと思いますので、拡大写真等も掲載していません。
(具体例)
ムカデ、ヤスデなど